
ニューヨークの1月は、もちろん冬の真っただ中。風は身に沁みるように冷たく、吐く息は白い。街の路面は凍り、足元にも注意が必要だった。
今回の大きな目的は、Gallery Maxでのグループ展への参加と、画廊を巡って自分の作品を売り込むことだった。幸い、何日か晴れた日があり、そんな日には息抜きも兼ねて、セントラルパークやMoMAなどを訪れた。
滞在中「迷う、慌てる、失敗する、なんとかする」が、入れ替わり立ち替わり押し寄せてきた。それでも、終わってみれば、スリルに満ちた人生最高の経験になった。
Stepping into New York
A Trip to New York: January 13–21, 2026


ビル街の写真はホテルの部屋に窓から眺めたところ。NYのビルは案外にレンガ張りが多く、茶系のシックな色あいが落ち着き与える。天気のいい日にセントラルパークに行った。ウイークデイだったこともあり、人はぽつりぽつりという感じ。木立の背景にビル群が顔を出して絵になる風景だ。


食事の写真は自炊した朝食。近くにスーパーがあり、買い出しをして、ホテルの部屋のキッチンで料理して食べた。日本から海苔、打ち豆、高野豆腐など持参した。結構重宝した。
地図の写真は、チェルシー地区の画廊をチェックしたもの。ガゴシアン画廊やスペース画廊の大手は売り込みお断りなので、それ以外の画廊を狙って10数か所くらいは回った。

タイムズスクエアは電飾パネルで覆われている。ただただ、煌びやかで眩い。アーティストの顔や作品もアップされる。ここからホテルまで歩いて30分程度。

地下鉄の駅を降りて、チェルシー地区へ向かう写真。雪が降りだしてきた。この日は2回目で、ホイットニー美術館に向かった。1回目は画廊に売り込みをするために訪れている。




ホイットニー美術館では、近代から現代まで流れを示す展覧会が行われいた。カルダー展もあり、モビールに移行する前の作品がとても興味深かった。サーカスの場面を針金、布等の様々な素材で表現されていた。ホッパーの名作もあった。写真はチェルシーの街角を描いたものだ。画集の印刷物とは違う印象をもった。一見するとあっさり描いているようだが、実際は丁寧に計算されて描かれている。油彩の重厚さも伝わってきた。


グッゲンハイム美術館では収蔵品の展覧もやっていた。若き日のピカソの「アイロンをかける女」を初めて見た。画集とは違い、青や茶の混じったデリケートなとても淡いグレーでまとめられていた。もう一つは「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」青の時代に入る前の作品。まだ、19歳の時でロートレックの影響をうけながらもピカソらしい闊達な筆さばきが伺える。